降圧剤を飲んでいてもリスクがある重労働

高血圧になってしまって食事療法や運動療法による生活習慣の改善によって治療を行う人も増えてきています。
しかし、多くの人が疑問に思うのが運動療法の是非でしょう。
運動をすると一時的にであっても血圧が上がるということはよく知られていることであり、それによって高血圧が悪化してしまわないかというものです。
高血圧の場合には降圧剤を飲んでいることが多く、それによってせっかく制御されている血圧が運動によって高くなってしまっては元も子もないと考えてしまうでしょう。
そういったリスクがあるのは事実であるものの、長期的な視点から運動をすることにメリットがあります。
筋力がつくことで血管が広がって上部になったり、体内のインスリンが正常に働くようになることによって他の生活習慣病のリスクを下げられるからです。
しかし、過度な運動はリスクが高いということには留意が必要です。
重労働を伴う仕事を毎日のように行っている場合には、その労働条件を緩和してもらうことを考えたほうがより良い状況を保てるでしょう。
瞬発力を要求する労働の場合には特にその一瞬に血圧が上がることになるため、場合によってはその拍子による脳出血などのリスクがあるからです。
降圧剤によって血圧が下げられていたとしても、動脈硬化の進行している患者の場合には特に注意が必要であり、昇圧された拍子で血管がさけてしまう可能性があります。
長期的に見て降圧を期待できる運動は有酸素運動であり、ジョギングや水泳などを軽く行うということが大切になります。
そういったものとは程遠い労働を仕事上必要とする場合には仕事の量を減らしたり、仕事内容を変えてもらったりする配慮が必要になるでしょう。